【旗の台】TABLE No.2 – 旗の台の隠れ家、存在感のある料理が抜群に旨い。

大井町 - 旗の台

お店の紹介

旗の台は都内ではマイナーな方かと思うのですが、五反田と蒲田をつなぐ東急池上線と、大井町と溝の口をつなぐ大井町線とが交差する便利なエリアでもあります。

この街には地元に根差した魅力的なレストランが並ぶことが多く、私も時々開拓します。

2019年6月オープンのこちらのお店、SNSでの美味しそうな写真を見ていつのまにか気になってしょうがないお店になっていました。
「家の食卓が1番目のテーブル」ということで TABLE No.2 というコンセプトも含めて。

実際に伺ってみると、私hの好みのど真ん中、サービス、雰囲気、価格帯も含めて理想郷と言っても良いような、本当は教えたくないお店でした。

食べてみた

食べて飲んで 5,000円ちょっと (2024年10月)

こちら、難易度が高いお店です。
というのは営業日が少なく木金土のみであり、その上やっていない週もあるため枠が少ないのです。
さらには営業日でも満席なことが多いので、何度か予約無しでアタックしたのですが入れず。
こちらは予約して伺うのが無難かと思います。

この日は19時前くらいに着いたのですが、そのタイミングで既に満席、あいかわらずの人気っぷりでした。
21時頃からは少しずつ空きが出てきたので予約しない場合は遅い時間に訪問するのが良さそうです。

何はともあれ、
・ビール ハートランド 中瓶 660円
・レモンサワー 600円
で乾杯、仕事の疲れを癒します。

料理は20種類弱と種類は多くないのですが、字面を見るだけでもヨダレが出そうなモノばかり。
気の向くままに頼んでいきました。

■食べたモノ
・戻りカツオのタタキ 熱々焦がしガーリック醤油 1,080円
・秋刀魚とレンコンのアヒージョ 820円
・白ナスの納豆味噌田楽 660円
・栗と柿と生ハムの白和え キャラメルナッツをのせて 720円
・万願寺とうがらしと3種チーズの肉巻き 880円
・白ネギたっぷり麻婆豆腐 1,280円

飲み物については日本酒推しのお店なのですが、大きめお猪口くらいの60mlずつ楽しめるので、順番に頼んでいきました。
この日は「たかちよ」「高龗」という新潟の酒蔵のお酒が14種類ほどあり、説明としてはフルーティーな銘柄が揃っているようでした。
こちらも気の向くままに6種類くらい試しました。

フルーティーな日本酒は料理に合うかな…と思っていたのですがそれは杞憂。
日本酒らしい爽やかな甘さを表現した説明書きだったようです。

さて、料理の最初として「戻りカツオのタタキ」が登場です。
カツオが見えないくらい野菜やナッツ類がのっており、焦がしガーリック醤油の風味が食欲を誘います。
味の強いカツオ、ガーリック醤油に対して、野菜がバランスしているような感じ。
最初からとても旨いです。

料理はゆっくり目に供されるので、早々に日本酒にシフトしました。
マスターがお猪口の表面張力をトライするように注いでくれますが溢れることも時々。
このオットット感も楽しいです。

「秋刀魚とレンコンのアヒージョ」はバゲットが添えられているのがポイント。
秋刀魚とレンコンの味わいが染み出たオイルをたっぷりとバゲットに落として余さず食べ進めました。
秋刀魚の皮のキラキラが残っているルックスで秋の到来を実感しましたし。

「白ナスと納豆味噌田楽」は大きな白ナスの上に納豆と味噌が存在感を主張するようにたっぷりと載せられており、迫力さえありました。
ナスも納豆も味噌も農産物ベースなのに、味わいは肉を超える勢い。
もうこれ大好きです。

「栗と柿と生ハムの白和え」はキャラメルナッツがのせられて、生ハムや柿、白和えの淡色は見た目だけでも楽しめます。
食べてみると生ハムと柿の甘さはやはり合いますし、私はメロンとの組み合わせよりも好みでした。

「万願寺とうがらしと3種チーズの肉巻き」は想像と異なるルックスで登場。
というのは万願寺の緑色は肉巻きの中に完全に閉じ込められていたため。
食べていくと、中から万願寺が登場し、チーズと共に存在感を発揮してきました。
このバランス、素晴らしいです。

〆として「白ネギたっぷり麻婆豆腐」を。
小さなお椀でご飯も供されるのですが、お代わりできるというのも嬉しいところ。
山椒の効いた麻婆豆腐でさらにお酒が進みました。

しっかり食べて飲んで、じっくりと滞在したのに、びっくりするくらいにお手頃。
少しずつ飲める日本酒も楽しい上に、出てくる料理はどれも私の好みばかり、というよりど真ん中でハズレ無しでした。

こんなところに理想郷があったのかと思えるお店。
本当は教えたくない、そんな旗の台の隠れ家でした。

ごちそうさま。

基本情報

店名 TABLE No.2
分類 創作和食、居酒屋
用途 旗の台の隠れ家でとても旨いモノが食べたいときに。
予算 [夜] 4,000円-6,000円
営業
時間
定休日
定休日
定休日
18:00-22:00
18:00-22:00
17:00-21:00
定休日
リンク
電話 080-7430-0222
住所 東京都品川区旗の台5-15-8
旗の台駅から徒歩5分
長原駅から徒歩7分

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