お店の紹介
以前よりも渋谷でゴハンを食べる機会が増えてきたのですが、探せばよいお店が見つかるのが渋谷。
エリアも広いこともあり、もちろん全容は分かっていないのですが、これからも開拓したいところです。
この日は渋谷で美味しいモノをと探していたら過去に行ったこちらに行きたくなって予約して伺いました。
10年以上前である、2014年に訪問してとても美味しかったのを覚えていました。
食べてみると、シェフなどは変わっていましたが、美味しさは健在。
日本人にはあまりなじみのない「シチリア料理」をしっかりと堪能することができました。
マークシティから歩いてすぐなので、意外にアクセスも便利でした。
食べてみた

食べて飲んで 8,000円ちょっと (2025年7月)

なにはともあれ「生ビール」で乾杯。
きれいな泡が丁寧に淹れてくれたのを物語っていました。

最初はコペルトとして「パンの盛り合わせ」が月の形状のお皿で登場。
シチリア固有のパンとフォカッチャだったのですが、面白いのはそのシチリアパンをフォカッチャに挟んで食べるということでした。
まるで小さなハンバーガーのようになり、最初からボリュームがありました。





色んな種類を食べたい私はいつも通り「前菜盛り合わせ 4種」を。
店員さんのオススメであるメニューにも入っていない「ウニとイカ墨」を加えてもらって、盛り合わせにしてもらいました。
葉巻を連想させる「カンノーロ」や、大好きな「カポナータ」、いずれもチーズやオリーブオイル使いが好みであり、最初からこちらの実力を垣間見ることができました。


早々にワインが欲しくなり、白ワインのボトルを。
「COSTE A PREOLA」はミネラル強めでフルーティーな味わいであり、少し軽めのワインでした。

「カジキのタルタル」はしっかりベイクした上にハチミツをかけたバゲットにタルタルをオンして食べるモノ。
海外のスパイスや柑橘の風味が爽やかなタルタル自体で食べても美味しいのですが、バゲットの焦げ加減やハチミツとのバランスにセンスを感じました。
いやぁ、旨い。

「トリッパ シチリアーナ 」は大好きなトリッパを。
いつも通りトマトでしっかりと煮込まれた赤いのが出てくるのかと思いきや、シチリア風は鶏出汁で煮込んでおり、白い感じで登場。
こちらも地中海のスパイスなのかあとを引く風味があり、くさみの無いトリッパを爽やかに楽しみます。

「シチリア パレルモ名物 コンレサルデ カサレッチェ」はイワシが入り、フェンネル、松の実、サフランなどで味がつけられているのですが、アルデンテの茹で加減も含めて、イワシの旨さ、松の実の食感なども違和感なく融合。
最後まで手練れな料理にすっかり感服です。

コーヒーでゆっくりと楽しんでからお店を後に。
飲食店で10年も経つと同じ美味しさを保つのも簡単ではないと思いますが、こちらはシェフが変わってもレベル感は健在であり、またすぐに行きたくなるようなシチリア料理でした。
ごちそうさま。
■食べたモノ
・シチリアパン、フォカッチャ (コペルト) 350円 x2
・前菜盛り合わせ 4種 1,300円 x2
ウニとイカ墨
イサキのカルパッチョ
おつまみカンノーロ 旬果実とゴグゴンゾラ、マスカルポーネソース
茄子のカポナータ
・カジキのタルタル 1,380円
・トリッパ シチリアーナ 1,680円
・シチリア パレルモ名物 コンレサルデ カサレッチェ 1,580円
■飲んだモノ
・生ビール ハートランド 800円 x2
・白ワイン ボトル COSTE A PREOLA 6,000円
・コーヒー 500円 x2




基本情報
店名 | FIGLI di CENTO ANNI |
分類 | シチリア料理、イタリアン |
用途 | 神泉でシチリア気分を味わいたいときに。 |
予算 | [夜] 8,000円-10,000円 |
営業 時間 |
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リンク |
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電話 | ![]() |
住所 |
![]() 渋谷駅から徒歩13分 |