【目黒】真打 - 隠れ家での創作和食、驚きのある料理が楽しめる。

お店の紹介

目黒駅周辺は昔から好きなエリア。
恵比寿ほどオサレでもなく、五反田ほど賑やかでもなく、バランスの取れた町だと思います。

目黒では西側、東側のどちらにも特徴のあるお店がありますが、特に西側の権之助坂周辺には「メグロードビル」「サンフェリスタ目黒ビル」の2大雑居ビルなどもあり、楽しくてお手頃なお店が並んでいます。

2023年3月にオープンしたこちらのお店は、そんな権之助坂が合流する少し先にのビルの地下1Fにあり、隠れ家のような創作和食のお店。

今後人気が出るお店なので行くなら早いうちが良いでしょう。

食べて、軽く飲んで 6,000円ちょっと (2024年3月)

平日の夜、疲れ切っていたこともあり、何か美味しいモノをと気になっていたこちらに立ち寄りました。
Google Map などで高評価だったこともあり、BMしていました。

目黒駅の西側、権之助坂が合流するあたりのビルの地下1Fにあり、アクセスはエレベータのみ。
隠れ家のようなロケーションです。

店内に入ると、カウンター5席、テーブル8席分くらいのちょうど良いサイズ感のお店であり、私はカンターに居を得ました。

私が入店した21時過ぎにはすでになくなった食材もあり、この日は22時頃には新しいお客さんはお断りになっていました。
早めに伺うのが良さそうですね。

さて、何はともあれ、
・瓶ビール 825円
を。
こちらの瓶ビールは赤星であり、好きなサッポロなのが嬉しい限りでした。
日本酒や焼酎も色々と揃えてありましたが、この日はビールと
・黒ウーロン茶割 715円
で食べ続けました。

食事については、アラカルトでも頼めるのですが、
・おまかせコース 11品 7150円
・おまかせおつまみコース 8品 4,400円
の2種類のコースがあり、遅い時間でもあったので後者をお願いしました。
一人でもコースを頼めるは嬉しいです。

メニューにあるのはあくまでも例であり、その日の食材によって内容が変わるとのことです。
この日の内容は下記でした。

食べてみると、どれもかなり旨いです。
初めての食べ方や珍しい食材のモノが続き、料理としての完成度が高いように感じました。

■おまかせおつまみコース 4,400円

・前菜2種
– 自家製ジャコ豆腐
– ホタルイカの酢味噌和え
・茶碗蒸し
・お造り (初鰹、鯛の昆布締め、オジサン)
・米沢豚のワサビ焼き
・カリフラワーの天麩羅、山椒、グラナパダーノチーズ
・仙鳳趾産の牡蠣、アスパラ
・キンカンとイチゴの白和え、生ハム、最中
・チューリップの唐揚げ

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最初の「前菜2種」は「自家製ジャコ豆腐」と「ホタルイカの酢味噌和え」。
「自家製ジャコ豆腐」はジャコを炙ったようなカリっとした食感と味付けが好みであり、最初の一品から惹きこまれました。
「ホタルイカの酢味噌和え」も春らしい一品ですが、酢味噌の塩梅が良いです。

「茶碗蒸し」にはヨモギのジュレや梅ダレ、柚子、そして御麩なども入っており、こちらもタダモノじゃないです。
この味のバランスの作り方が見事。

「お造り」は「初鰹」「鯛の昆布締め」に加えて「オジサン」という魚が皮を炙られて盛られていました。
「鯛の昆布締め」には桜の塩漬けが添えられており、つまりは塩で食べます。
「オジサン」は私は初めてだったのですが、たんぱくながら旨みのある魚でした。

「米沢豚のワサビ焼き」はカラフルな胡麻が配されて、彩りもキレイ。
生姜焼きならぬワサビ焼きだったのですが、豚の旨さをしっかり楽しめます。

「カリフラワーの天麩羅、山椒、グラナパダーノチーズ」は山椒とチーズの組み合わせが秀逸。
他の料理もそうなのですが、オリジナリティの高い料理が出てくるのでワクワク感が続きます。

「仙鳳趾産の牡蠣、アスパラ」は牡蠣とアスパラの強い旨みを引き出すようなソースであり、これだけで御飯が進みそうでした。
御飯食べてないけど。(笑

「キンカンとイチゴの白和え、生ハム、最中」はフルーツと生ハムの組み合わえの和食版。
可愛らしいクマの最中と一緒に食べていきます。
キンカンとイチゴの白和えに生ハムの塩味があわさり、口がさっぱりとなりました。

トリは「チューリップの唐揚げ」を。
胡椒使いが良いチューリップですし、たっぷりと身が食べられるのも良いところ。
私はレモンをたっぷりめに搾って頂きました。

「おまかせおつまみコース」はちょっと食べたいときにピッタリのコースであり、最後まで満足度の高い料理でした。
とはいえ、他のお客さんが食べていた「土鍋ご飯」も気になったのでもう一つの「おまかせコース」も次回試してみたいと思います。

権之助坂で良いお店を見つけました。
ごちそうさま。